あっという間に定期テスト1週間前です。
ここから、一週間が勝負になります。
HALでは先週末から、学校の提出物に取り組み、まずは提出物を終わらせて＋αに取り組めるように頑張っています。さて、今日は多田中学校の定期テストの課題について話をしておきたいと思います。
多田中学校の課題の特徴を少し記載したいと思います。
まず大きく分けて主要五科目と技能四科目の2つに分かれています。
■主要五科目 → 国語・英語・数学・理科・社会のことを指します。
それぞれ、学校が配布しているワークやプリント、課題などがあり、それらを提出することでお子様が評価されます。もちろん、適当に答えを写しただけなどのワークは評価が低いです。
■技能四科目 → 美術・音楽・技術家庭科・保健体育のことを指します。
保健体育や技術家庭科にはワークやプリントがあり、美術、音楽には基本プリントのみでの学習課題となります。特に多田中学校の現在(2024年6月)の美術は過去問題などもまったく使えず、大量に暗記しなくてはならないテストです、技能科目にしては力の入れようが他中学と比べて段違いです。
ただ、やはり成績を見ると定期テストの点数より、作品や授業態度が大きく反映されているので、暗記が不得意な場合は作品や授業を真剣に取り組みましょう。
また、現行の中学校では必須課題と希望者課題という2つが存在します。
■必須課題 → 定期テスト範囲表の提出物欄に記載されているものすべてを指します。
国語であれば、漢字などのワーク、英語であればワークと単語のプリントなど、全員が提出しなくてはならない課題のことです。
■希望者課題 → やってもやらなくても良いという意味で、子供たちは捉えがちですが、実際提出していないと大きく成績に響きます。なので、しっかり希望者課題は取り組むべきものとして、HALでは教えています。例えば、数学のワークの提出範囲はA問題のみですが、希望者はB問題にも取り組むこと(高得点を狙うなら・・・などの文言あり）と記載されています。また、ノートの類も必須のものと希望者のものがあります。大体評価を見てみると、希望者ノートまで提出出来ている子の方が成績が高いです。
さて、ここまでは大きく分けて課題について説明をしてきただけですが、多田中ならではの課題が存在します。(存在しませんともいいます。)
■必須課題の社会がワークなどの紙媒体ではなく、パソコンでの課題。
これはかなり最近の流れを汲んでいる課題です。世にいうe-leaningです。
デジタル上で問題を解き、丸付けもオートで行われ、それをやることで提出・未提出が判断されるというものです。多田中では、ここ3年間社会のワークというものが存在していません。
しかしながら、そのパソコンでの課題に変化したことで、学校の定期テスト平均点は徐々に下がっています。中学1年生の去年の1学期期末なんて、学校平均が40点台後半でした。(50点台前半の年もありますが、どちらにしても最初のテストの平均点と考えると低いです)
確実に、書く能力がついていない結果です。早めに学校のパソコン課題は終わらせて、HALで配っているプリントやワークなどで何度も書き込み学習をした方が確実に点につながります。
現に、中間テストは非常に難しい難易度の問題が中2、3ともに出題されましたが、HALの生徒たちは何とか食らいついていました。(社会が塾生平均一番高いかもしれません。出していませんが…)
■漢字や英単語だけの課題の量がすごい。
漢字ワークの書き取り、英単語プリント4枚…など、作業系の課題が多いことも特徴です。
はっきり言って、本当に作業です。なので、ほとんどの生徒がやっても覚えていません。(笑)
これはちょっと言い過ぎかもしれませんが、ただやらされているだけの課題になってしまっているのがほとんどだと思います。なので、必ずHALの生徒にはやり終わった後、自分で小テストをしておくことを義務付けています。(中1には少し難しいので、一人ひとり声掛けしています)中2、中3には必ず自分で小テストして、漢字は読み、書き。(熟語なども)英単語は意味とスペル、どちらもできるようになっているかどうか確認をすることが必要です。(プリントをやっただけ、書き取りしただけで、書けるように、覚えられるようになる人は、ほんの一握りですよ～、かならず自分で小テスト！)
まだまだ、多田中の課題の特徴はありますが、あまり書きすぎても手の内ばらしてしまうことになるので、この辺で終わりにします。
塾に通っていない生徒で、いつもより点数が取りたいと思っているなら、社会は必ず紙媒体のワークかプリントを、作業系の課題は必ず終わり次第小テストを自分ですることをしてみましょう。
それだけで、飛躍的に点数が変わります！
あと一週間頑張ってくださいね。
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