今日は、中学1年生のこの時期にやるべきことを書いていきたいと思います。
中学1年生の4月・5月にやっておいた方がいいこと、3選!
■ 算数から数学に変わることでの不安よりも、小学6年生までの知識を整理すること。
→ どうしても親御様目線になると、「中学校になったら、算数が数学になって、難しいことを習うから、中学数学をきちんと勉強させなくっちゃ…」と思って、慌てて学習塾にいれたり、市販の問題集を買ってきてやらせたりする方もいるものです。
→ まずは、小学6年生までの知識がちゃんと入っているかどうかを徹底して確認しましょう。
小数・分数の計算、割合、速さ、合計と平均などなど、中学校数学で使う大半の知識は殆どが小学校6年生までに学習している内容です。プラスマイナスの計算や方程式を解くなんかよりも、大切な知識が多く小学6年間の算数には詰まっています。それこそ、算数用語の意味をちゃんと理解しているのかどうか、こっちの方が何倍も大切です。小学校時代のテストや購入された問題集が完遂されていないようでしたら、まずはそれを徹底して勉強することが大切だと思います。
■ すぐに来るゴールデンウィークでダラダラしないこと。
→ 中学1年生に取っては、ゴールデンウィーク(以下GW)は強敵です。
まず、中学2年生、3年生にはGW明けに中間テストがありますので、ある程度勉強への意識も向けやすいというのがあります。しかしながら、多田中学校の1年生は1学期に中間テストが無いので、本番の期末テストまでかなり間が空いてしまいます。なので、GWは特に勉強等せずゆっくりゆっくり過ごしてしまう子が多いと思います。
→ 油断してはいけません。親御様の知らないところで、勉強は進んでいきます。
何気になく英語などに目を落としてみると、1年生にはハードな単語がいくつか並んでいると思います。
社会や理科の用語も非常に難しいものが多いです。少しずつでも、予復習を欠かさないことが大切です。とはいっても、世間はGW。お子様は遊びに部活、家族での旅行等目白押しではないでしょうか。
長いお休みですから、ご家族での時間はとても大切です。有意義に過ごしていただいて結構です。
ただし、ちゃんと勉強をする時間を取ってあげることです。1時間、30分でも構いません。
一番恐ろしいのは、机に向かう時間が無いことです。
中学校の勉強は癖です。癖をつけることが一番大切です。
1日1回は必ず、勉強をするということが癖になっていることが大切です。
■ 授業中の小テストなどに気を配ること。
→ 中学1年生は中間テストが無い分、学校の授業内で小テストが行われることが多くあります。
小テストだし…みんなも出来ていないから、別に…と軽視しないように注意を払うことが大切です。
親御様も「学校で小テストないの??」とお声かけしてみてください。おそらくどの科目も1回は小テストがあると思います。
→ 小テストで出来ていないことは、そこまで問題ではありません。
問題は小テストで出来ていない…そして出来ないまま次の単元に進んでいる。
ここです。出来ないまま次の単元に進んでいることが一番の問題です。(特に英語・数学)
この出来事が一つひとつ積み重なって、気づいたときには何にも理解できていない状態が生まれます。
そうならないように、小テストの結果がどうだったのか、出来ていなければ出来ていないで、その結果を受け止めて、できるように改善を図らなくてはなりません。
この4月5月で何回小テストがあるかは、分かりかねますが、期末テストまでの間に出来ていないところがあれば必ずできるように、親御様も一緒に気にかけてあげてください。
最後に、中学1年生はまだまだヒヨコです。
言うならば、小学6.5年生のようなものです。
親御様の力を借りないと、意識して物事を遂行することはまだまだ難しいと思います。
中学生になってからの、この1年できちんと自分のことは自分で出来るように、
親御様の力添えをいただきながら成長していくものだと思います。
お子様と一緒に頑張ってあげてください。
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